のび太の名前の由来の木は何の木

来年にはドラえもんの声の人達が変わるということで、友人と一緒に大晦日ドラえもんを見ていました。その中の話「ぼくの生まれた日」では「のび太」の名前の由来が語られていました。
のび太」の名前は、病院に植えてある木を見たパパが、木のように伸び伸びと育って欲しいということから「のび太」と名付けたそうです。話の内容は以下のとおり。
のび太君は、自分の誕生日の8月7日に浮かれて過ごしていたが、いつものようにママとパパに怒られて、のび太は家出をすることにした。ドラえもんのび太を探しに行くと、「僕が生まれて皆がっかりしたんじゃないか」と言うのび太を、ドラえもんはタイムマシンでのび太の生まれた過去へと連れて行く。
子供が生まれたと聞いて、会社から帰ってきたパパを追いかけて、のび太ドラえもんは病院へと走る。病院に着いて子供を見たパパは、ママに子供の名前をのび太にしようと話す。病院から見える木のように、伸び伸びと育ってほしいと。ママに似たら成績優秀、パパに似たら運動抜群と2人幸せそうに話している。のび太はそれを聞いて、2人の悪いところに似てしまったと思う。
自分の名前の由来の木の前に来たのび太は、未来においてこの病院の場所が、区画整理にあって更地となり、木が切られていたことを思い出す。するとのび太は突然木に登り、枝を一本折り、手に握って河原へと走り出す。河原の土手に穴を掘り、自分が怒られた原因の一つであるマンガ本で土を囲み、自分の手に持つ枝を植えて、未来へと戻る。
タイムマシンで未来へと戻り、枝を植えた河原へとドラえもんと一緒に走り出すと、河原に背の高い木が見え始め、すくすくと伸びていたことを確認する。その場所に、のび太を心配したママとパパもやってくる。
あらすじはそのような内容ですが、飲みながら見ていたので微妙に違うかもしれません。ところで友人と話題になったのは、その木が何の木であろうかと言うことです。山に登り森を行く我々として、過去の記憶と文献をさぐり、これではないだろうかという木を探してみました。
ドラえもんの住む場所は、雪が降るがあまり長時間にわたって積もることの無い地域であり、裏山など緑が多いことから、関東地方の東京都区外の都市近郊ではないかと想定しております。
テレビで見た木の特徴としては、洋式の建物の2階にママは入院していて、そこから木の緑の部分が見え、3階ぐらいの建物ぐらいの木の高さがある。木の下の方は枝が無く、上の枝と葉が茂っている方は楕円形の樹形となっているということです。
針葉樹の杉なども、年をとったものは楕円形のまとまった付き方をすることがありますが、病院で花粉症の原因の杉は植えないだろうということで、着目したのが、広葉樹の「ツクモケヤキ」という木です。
ケヤキは一般的に、本州以南に分布し、高さは30mにまで達します。仙台のケヤキは空に傘状に広がりますが、ツクモケヤキのむさしの1号と言う品種は、楕円形に樹形がなるそうです。
また、ケヤキという名前の由来として、高木でひときわ目立つところから、尊い、または「秀でた」などの意味がある「けやけき木」からの転訛といわれているそうです。(木の名前がわかる辞典 より引用)
おそらく、これではないかという結論に達しました。みなさん、何かこれはと言う木はありますでしょうか。