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６・７月の更新

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写真の風景について

東京近郊において住んでみたい場所があるとすれば、それは鎌倉です。鎌倉時代から続く名刹が今も残り、街には懐古的な静けさがあり、そして自然の残る小高い丘からは海が見えるからです。
私が親とどこかに出かけるのは、１５年ぶりぐらいのことで、疲れたからと言う曖昧な心持ちからでしたが、いつの間にか似たような所に惹かれるようになり、年を取るとはこういうことかと思いました。
私は観光地にいくとよく人に道を聞かれたり、写真を頼まれたりするのですが、旅行という記憶に残る時を、年を取った親子で過ごしている人は、意外と多いようです。

紫陽花の色は土の性質によって変わるという話ですが、子供が親の元で育つということは、同じ土壌を持つということであり、人として花が咲き実が成る頃には、だいたい似たようになるのかもしれません。
何もありませんが、そういう頃なのでしょうね。