2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

平成16年11月の更新

自作(感人)の詩を追加 小野川温泉 悲しい事をいう 孤頭の男 戻る足は持てない つれづれ デジタルカメラを購入 塔のへつり:会津郡下郷町(1) 湯野上温泉:会津郡下郷町(2) 大内宿:会津郡下郷町(3) 映画レビュー 草の乱 詩人 島崎藤村の詩を追加 …

デジタルカメラを購入

最近はデジカメが庶民への普及段階に入り、イオンや西友などでも共同開発商品のデジカメが販売されるようになって来て、私の周りの友人も8割ぐらいが持っており、そろそろ欲しいなあと思っていました。内閣府の調査では世帯普及率が5割を超えたそうです。…

悲しい事をいう

秋立つ頃から散ってくる 掃《は》いたそばから落ちてくる 風が吹く度増えてくる 雨に降られてちぢこまる 一度に落とす策《さく》なき物か ひっそり枯らす薬はないか そんな話を人から聞いた 悲しい事を言うではないか 都会の人は忙しく 一度に散らすものなの…

詩のpickup(好きな詩)

島崎藤村さんの詩の中から、好きな詩を10詩選びました。 詩集「若菜集」から かもめ(波に生れて波に死ぬ 情の海のかもめどり) 草枕(夕波くらく啼く千鳥 われは千鳥にあらねども 心の羽をうちふりて さみしきかたに飛べるかな) 深林の逍遙(力を刻む木…

小野川温泉

北風誘う晩秋に タオルを下げた男が一人 ペンとノートを鞄に入れて バスと歩みで辿り着く 遥か昔のみちのくへ 野越え山越え尋ね人 道行く疲れ湯に浸かり 再び小町《こまち》に戻すゆう 善意の小箱に小銭を入れて 湯の花浮かぶ露天の風呂へ 男のお湯では小町…

[感人] 戻る足は持てない

埋もれたる渚の巻貝手にとりて うずに耳元かざして見ると 遠い潮の音《ね》聞こえるらしい いずこにか主《あるじ》を失くせし二枚貝《にまいがい》 共に歩《あゆみ》し対なる貝しか 重なり合うこと無いという 幾重《いくえ》にも重なり合いし落葉とは 日差《…

孤高《ここう》の男

一人夕暮れさまよえば 秋の里山《さとやま》前にして 色を失う者達の 群れて漂う声がする 道に連なるススキ穂の 風に吹かれて寄るしぐさ 頼る者なき一人身の 荒き世に立つわびしさよ サワワ サワサ ワササワワ 山間《やまま》に広がる田園の ハゲた頭に散っ…

感想

実は私は旧狭山市民である。秩父へは、西武新宿線を所沢まで乗り、西武池袋線に乗り換えて西武秩父までは1時間半といった所だ。秩父事件といった名称は、狭山市駅前でそのような文言を書いたボードを持った人を見かけたことがあるのと、学寮時代に壁に貼ら…

ストーリー

場所は北海道野付牛町、雪が降りしきる中で病床にある伝蔵が、北海道での名「伊藤房次郎」と名乗る前の名前「井上伝蔵」を妻と息子に示し、隠してきた半生を静かに語り始める所から始まる。 明治初頭、日本が欧米と貿易していく上で、最大の輸出製品は生糸で…

登場人物

監督 神山征二郎。41年岐阜県生まれ。71年「鯉のいる村」で監督デビュー。「ハチ公物語」「ひめゆりの塔」「郡上一揆」「大河の一滴」等の作品を手がけ、日本が辿ってきた歴史の渦の中で、現代の私達が深く学び活かされなければならない、かつての人々が…

背景

西暦1884年10月から11月の埼玉県秩父郡に起きた「秩父事件」が舞台。1884年は、1867年に徳川幕府が大政奉還を行い明治の世となとなり、鳥羽・伏見の戦い(1868)、廃藩置県(1871)、西南戦争(1877)を経て、憲法の成立、不平…

草の乱

大内宿:会津郡下郷町(3)

湯野上温泉駅から6kmほどの所に、大内宿(おおうちじゅく)という宿場町がある。ここは、会津西街道または南山通りと呼ばれ、会津若松と日光今市を結ぶ重要な道であり、参勤交代などで宿に利用され、かつてにぎわった場所である。今ではこの道で日光まで…

湯野上温泉:会津郡下郷町(2)

会津は温泉名が駅名になっている所を始め、東山温泉など有名な温泉も多い。今回は塔のへつり駅の隣の「湯野上温泉」駅へと向かった。事前のチェックの段階で、いくつかよさそうな日帰り入浴の旅館を見つけたが、実は外部にはあまり知られていない無料の露天…

塔のへつり:会津郡下郷町(1)

前回は会津紀行は、白虎隊の自刃の地である飯盛山へと出かけた。今回は、会津若松市の南、会津郡下郷町へと向う。今回は、朝からじっくり一日旅ということで、会津ぐるっとパスを購入して乗り込む。下郷町は、会津若松からお座敷トロッコ列車で有名な、会津…