2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

4月の更新

感人の詩集を公開 流れる雲 〜心象スケッチ 東北から〜 詩人の心 〜詩を詠む時を見つめて〜 初期詩編・詩断片 感人の詩を追加 カモの国 街頭 骨 都会でさみしさ 夜 心が寂しいから 行列 街に一人 つれづれ メロンパンに見る物価の違い 神谷バーにて 荒々しい…

メロンパンに見る物価の違い

今日の東京は朝から太陽が照りつけ、GWを前に仕事の能率は著しいく減衰していく。体全体が動くことを望まない。だが一日中会社に居ることは避けたい。しかたがないのでワイシャツの袖をめくり昼の繁華街へと繰り出した。一日の食費は千円。給料は要求して…

カモの国

池の水 ブクブクと すらりと伸びる嘴(くちばし) 曲がる首 水面(みなも)にはさむ 幸せなのか 君達は 池としては広い ここは 葦が茂っている 冬も終わると言うに ススキは秋の様だ 君達は歩きたくとも 辿り着けない 城の様に囲まれ 高い建物で囲まれ 夜も…

神谷バーにて

土曜の夜、かつての学生寮の友人3人で神谷バーへと出かけた。ここ神谷バーは、電氣ぶらん発祥の店として有名な所である。電氣ブランについては神谷バーのHPから説明を借用しよう。 電氣ブランとは、ブランデーをベースにジン、ワインキュラソー、薬草など…

おまけ

友人は夜、私の家に泊まることになった。私の家は四畳半である。3人が四畳半に寝ると言うのはこのご時勢、なかなか無いのではなかろうか。もちろん部屋が四畳半なのであり、物が所有する場所を除いた人間のスペースは2.5畳ぐらいである。本棚ありパソコ…

荒々しい根源の爆発

ここ2日間友人が遊びに来ていて、東京のあちこちへ観光に出かけた。東京国立博物館、浅草の雷門、電気ブラン発祥の店「神谷バー」、明治神宮、岡本太郎記念館と方々を見て来た。 色々見てきたのだが、ここでは岡本太郎記念館について少し話す。岡本太郎(1…

街頭

ティッシュ 配る その手 白き 肌に 腕を 伸ばす 悲しき心 我 思う ビラを 配る その手 枯れた 声を 風と 過ぎる 醜き心 我 思う 羽を 配る その手 子等の 求め 空に 過ぎる 擦れた心 我 思う 花を 見つめ この日 そっと 花に 添えた 花びらに なりたい (200…

公園で考える

昭和記念公園で何をしていたかというと、ただ寝ころんで話をしていた。そして、寝っ転がった時に気づいたのだが、どうも重要な物を忘れてきた。それは酒である。この世界で生存していく上で、酒というのは必ずしも必要な物ではい。しかし、この社会で生きて…

パパラギの公園について

知らない土地で一人、ふるさとを離れ暮らすのはさびしいものである。先月まで毎週の様に会っていた友人と別れ、なれない職場にて日々を送る。しかし数年前にもまた、そのようにして別の友人は東京に出ていった。今日はそんな昔の友人たちと再会すべく、電車…

緑なすはこべは萌えず

私のプロフィールに書いたが、河原でたそがれることが趣味の一つであり、そのためには河原に出かけなくてはならない。幸い今日は天気が良い。河原はたそがれる以外に、昼寝をしたり読書をしたりと、私にとっての効用は高い。 仙台では、名取川の太白大橋近く…

プロフィールの変更

東京に転勤になって1週間が過ぎたが、次第に疲れ始めてきた。毎日1時間の通勤はそれなりに辛いもので、いくら東京では1時間半までが普通だと言うが、肉体はそう許してくれない。狭い世界の常識は一般の世界の常識とはかけ離れているもので、井の中の蛙と…

僕の手が 笑っているのさ 手から骨が出て 笑っているのさ 机を叩く心 ひっきり無し (2005.4.13) 何のための物なのかわからない。

都会でさみしさ

都市で 人に 出会う そして すれ違う 田畑で 花に 出会う そして 過ぎて行く 都市で 月を 見上げる そして 目を凝らす 田畑で 星を 見上げる そして 目をつむる この世界に起こる いくつもの出来事 この私に起こる 一粒の感動 どうかこの時を 忘れないでいて…

誰にも出会えない この僕の見つめる 星を取らないで (2005.4.11) 星を見上げ、友を思う

心が寂しいから

心が寂しいから 穴を掘ってみた 心が寂しいから 岩を穿ってみた しかし何も 埋まらなかった (2005.4.10)

こんな所にも鳥がいるんだね

仙台での桜の開花は20日頃だろうか。ここ東京は満開である。木の中にはピンクの花色が薄らぎ、早くも間から萌黄色の葉が開きだしている枝もある。 話は昨日の事。同じ時期に転勤となった友人と、お昼を日比谷公園で過ごしていた。池の辺りの木陰に座り、お…

行列

長い 列 長い 列 何を 待つ 長い 列 死ににでも 行くのか (2005.4.8)

街に一人

私は一人だ 君も一人かい 心に雪が降り積むほどだ 青い雪が 君も一人で 僕も一人なら 共に歩いてゆけよう 蒼壁の街を (2005.4.4) 街に一人降り立つ。過去の自分と向き合う。

お知らせとお礼

4月から東京へ転勤のため、埼玉県に引っ越すことになりました。仙台には、9年間と長期間住み続けましたが、緑に囲まれた美しい街でした。駅前から自転車で走れば、30分程で田畑の広がる田園地帯に入り、そこからは話にも書いた太白山の姿もくっきりと望…