2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

7月の更新

感人の詩を追加 雨上がり、昼下がり、水色時 なりたい人 かげおくり 消えると言うこと 浮雲 目 つれづれ 心 安らかなることを求めて 自然教育園へ musical Baton 蟲笛の作り方 朝の夢 津村信夫の年譜を追加 年譜 書籍 コンテンツ一覧 コンテンツ(一覧) 記…

雑記

福岡・熊本3泊4日の出張に出かけて来た。九州に上陸するのは今回が初めてとあって、多少期待していたのだが、いかんせん出張ということもあって、何の観光も出来ずに家に帰宅した所である。出張で行なう業務そのものは私の担当する仕事ではなく、出張に行…

雨上がり、昼下がり、水色時

街を歩いています。 雨が落ちて来ました。 雨が落ちて来たのに、傘を持っていません。 傘を持っていない人は、雨に濡れてしまいます。 雨に濡れてしまったら、家に入れてもらえません。 家に入れてもらえないと、ご飯が食べられません。 ご飯が食べられない…

 序

東京勤めになってから、私は昼休み日比谷公園を散策しています。私のこの日課は、仙台にいた頃には無かった事です。なぜこのように毎日足が向いてしまうのか、私自身最初はそのことを不思議に思いました。しかし、私は会社の中に、街の中に、人の中に、自分…

なりたい人

窓際の人がえらそうなのはなぜなのかって 山に登ってごらんよ 下草の生え替わる歌や 枯葉が土に帰るやさしさがわかるから 山を降ってごらんよ 水田が網目のように広がって 鳥が舞い上がるのが見えるから きっと 昔見えていたアリ達が見えず 自分の足音も聞こ…

心 安らかなることを求めて

私の友人で旅をしているMRMが、私の所に立ち寄ってくれました。(友人MRM HP:虚構の塔)。彼の一年間にわたる日本一周自転車での旅も終わりに近づき、今後は仙台を定住先として仕事を探すそうです。旅人生活を一年間続けた彼の言葉は、実体験に基づき語られ…

自然教育園へ

今週から持病の腰痛が酷くなり、パソコンに向かうことが出来ない状態でした。期日の迫っている仕事に追われて無理をしたからかもしれません。天候のほうも晴れたり曇ったりで、気圧の変化が激しいため身体に負担かかったのでしょう(このことは、身体を悪く…

かげおくり

ひとーつ 原っぱの影を見つめて ふたーつ 青い空を見上げる みっつ 山の上に白い影が映り よっつ みんなの影も一緒だった いつつ 戦争がやってきて むっつ 焼夷弾が降り注ぎ ななつ 青い空が残された やっつ 女の子を悲しませた空は ここのつ 今ではビルに覆…

musical Baton

「Musical Baton」という企画が何のことか分からず、音楽ファイルが回ってくるのかと勘違いしてしまいましたが、質問が「バトン」として回されていて、ブログ上で質問に答えるいう企画のようです(質問は、下記の4つ)。ビオラの朝霧さんからバトンを渡され…

ナウシカの蟲笛の作り方

出張のため福島県で朝を迎えた金曜日。上司と待ち合わせの時間までテレビを見ていると、デジタル・スタジアム(6月25日)にて蟲笛が話題になっていた。そもそも蟲笛とは、世界各地でバッタなどの虫を追い払ったり、自然に宿る精霊を呼ぶために使われてい…

消えると言うこと

僕が消えてなくなると言うこと 死に近い桜が、悲しい花びらを託す ただよってもみよ うらぶれてもみよと 華々しく散るなど、人には嘘だ 心の端、枝の切れ端より 地上へと帰り ヒラビラと揺らめき 一つの花を、焼けこげた色へと帰す 消えると言うこと、帰ると…

浮雲

小さきモノの震え 霜の檻をつくる さめた冬空に 一つの窓 ある者は足が動かず ある者は目が見えない 霧の先では浮かぶ 常世の鱗雲 目の見えぬ農夫 霜枯れた畑 はかなきブドウの種を いま一つ蒔く その上を…… 声の出せぬスズメ 種を拾った 固まる土へ 口を入…

朝の夢

日曜日のことである。私は夢の中で追われていた。何に追われていたかと言うことは、今では思い出せない。しかし、ただ何かに追われていた。何本かの手に、片足を何度も夢の中の得体の知れないものに束縛され、その状態を私は空中を手でモガク事によって振り…

津村信夫の年譜

明治42年 神戸市葺合地区に津村秀松、久子夫妻の一女二男の末子としてうまれる。父の秀松は神戸高等商業学校の教授をしていた。 大正 4年 葺合区熊内町の雲中尋常高等小学校尋常科に入学。 大正11年 尋常科を卒業し、雲中校の高等科に通学。このころ父…

津村信夫のの購入可能な詩集等

単行本 津村信夫詩集 (青春の詩集 日本篇 13)作者: 津村信夫,神保光太郎出版社/メーカー: 白凰社発売日: 1987/01/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログを見る秋晴れ作者: 津村信夫出版社/メーカー: 潮流社発売日: 1988/08メディア: 単行本…