この頃

信州の大きな自然を吸うことで、自分がこのところ「形あるもの」「詰まっているもの」しか見ていないことに気付きました。それはまた詩においても同じでした。この一面からしか見ていないということは、世界の中で重要なことを見失っていたということです。空が虚ろなこと、水が透き通ること、闇の中で森が見えること、野や雲が分かれていくこと、これらの事を心に紡いで世界を見ていきたいと思います。