この頃

仕事の帰りが遅くなっています。私の詩は心が安らいでいるとき、自然の言葉を聞こえてくる時、その流れを形にしたものです。走っている時に周りの景色は見えません。共にあることによって見えてくるものがあります。月末に短い休みが貰えることになっています。長野の高原で、かつての詩人達が詠った叙情と共にありたいと思います。
この国のシステムは、不幸な人を作り出すことによって幸福な人を作り出す様に思えます。物を蓄積することによって幸せという価値付けをするのでは、いつまでたってもこの方向が変わらないでしょう。自然と共にあり、人はその中の一つの生き物として慎み深く、彼らと共にあることに価値をおいたシステムは作れないのでしょうか。人の集合体を保証するシステムを作るのではなく、それぞれの土地で小さな仲間達を作り、それぞれの道を歩んでいく方がいい。そう思います。