空の水差し うつむく私の影を映す こだまする 若き詩人の叫び 八月の青空に 私は歩いていた 川藻《かわも》に 足を絡ませながら 額《ひたい》の汗は 頬と首筋を滴り落ち 胸へと染みゆく 私は翼《はね》を広げ 水面《みなも》に指先をともすが 境界《きょうか…
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