朝地下鉄でぐらりとゆれて はっと手すりへ手を繋ぐ 手と手の平は荒れ果てていて 一足早い冬木立 物書き付けるその元に 手と手の平があったはず 心を通って腕へ手へ 万年筆のペン先へ 書き付けられたその先は 声も切れ切れ秋の蝉 早くも冬がやってきた 湯へと…
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