街ゆく人々の足音が、 空っ風に響くその音 天に向けて裸をそらす枝々 寒さに揺れる梢 通りの木々は、葉を落とし 冬の空を透かす裸となった。 空を仰いでいる私は、ついに レンガの枠を超え 霜で湿った枯葉を踏み この手の平で幹をつかみ ガサガサした幹をつ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。