編集後記

 この度、仕事の関係により仙台から埼玉へと引っ越すこととなり、東北を離れることとなった。私は主として詩を、地域の風土から得た物により創作しているため、大きく拠点が変わる今回を一つの区切りとすることとした。
 そのなかでもここに掲載の詩は、2004年8月から2005年3月までに創作した詩であり、主として日々の生活の中で創作したものであり、中でもどういう風な状況で、またどのような心情で詩を創作しているかという事について、透明に素直に詠んだものである。
 一人の詩の好きな者として、すばらしい詩に出会ったときには、その人がどのような状況で詩を詠んでいるのか、また、どういう人物であるのかと言うことについても知りたくなります。  そういう点から、私自身についても、こういう風に詩を書いていると言う事を表している詩をここに集めました。人間として未熟な私ですが、一人の裸の詩人として感じていただければ幸いです。
    (2005.3.31)