2005-05-28 冬 八木重吉 冬の裾にだけみえるうすい雲は けぶりにようなものを吐いている あれは少しもわざとらしいところが無い 極くあたりまえな風をしていながら 死ぬことなんか なんとも思っていないその様子につよく惹かれる