天国

天国は
どこをたち切っても力がみなぎっている
表裏はなく
それでいて千差万別だ
いのちが流れているので
自分だけとどまって腐っていれない
天国の一時間は
人間界の一生よりももっとうつくしくもっと張合がある
そこには天使があるいている
人間界にいるときのような疑いというものが無いから
ひとつとして力に無駄がない
すべて成成であり発発でる