2005-06-02 ○ 詩 八木重吉 もの足らぬ日であるゆえ 庭におりたって 金鎚で土をたたいた それでもまださびしいゆえ 堅い石をたたいてみた するときなくさいにおいが 白白《しらじら》とたちのぼってくる 上に戻る