2007-02-09 青猫 詩集 萩原朔太郎 目次 序 凡例 幻の寝台 薄暮の部屋 寝台を求む 沖を眺望する 強い腕に抱かる 群集の中を求めて歩く その手は菓子である 青猫 月夜 春の感情 野原に寝る 蠅の唱歌 恐ろしく憂鬱なる 憂鬱なる桜 憂鬱なる花見 夢にみる空家の庭の秘密 黒い風琴 憂鬱の川辺 仏の見たる幻想の世界 鶏 さびしい青猫 みじめな街燈 恐ろしい山 題のない歌 艶めかしい墓場 くづれる肉体 鴉毛の婦人 緑色の笛 寄生蟹のうた かなしい囚人 猫柳 憂鬱な風景 野鼠 五月の死びと 輪廻と転生 さびしい来歴 閑雅な食慾 怠惰の暦 閑雅な食慾 馬車の中で 青空 最も原始的な情緒 天候と思想 笛の音のする里へ行かうよ 意志と無明 蒼ざめた馬 思想は一つの意匠であるか 厭やらしい景物 囀鳥 悪い季節 遺伝 顔 白い牡鶏 自然の背後に隠れて居る 艶めける霊魂 艶めける霊魂 花やかなる情緒 片恋 夢 春宵 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎ 軍隊 附録 自由詩のリズムに就て