秋の瞳
目次
- 序
- 息を 殺せ
- 白い枝
- 哀しみの 火矢
- 朗らかな 日
- フヱアリの 国
- おほぞらの こころ
- 植木屋
- ふるさとの 山
- しづかな 画家
- うつくしいもの
- 一群の ぶよ
- 鉛と ちようちよ
- 花になりたい
- 無造作な 雲
- 大和行
- 咲く心
- 剣を持つ者
- 壺のような日
- つかれたる 心
- かなしみ
- 美しい 夢
- 心よ
- 死と珠
- ひびくたましい
- 空を指す梢
- 赤ん坊が わらふ
- 花と咲け
- 甕
- 心よ
- 玉
- こころの 海づら
- 貫ぬく 光
- 秋の かなしみ
- 泪
- 石くれ
- 竜舌蘭
- 矜持ある 風景
- 静寂は 怒る
- 悩ましき 外景
- ほそい がらす
- 葉
- 彫られた空
- しづけさ
- 夾竹桃
- おもひで
- 哀しみの 海
- 雲
- 或る日の こころ
- 幼い日
- 痴寂な 手
- くちばしの黄な 黒い鳥
- 何故に 色があるのか
- 白き響
- 丘を よぢる
- おもたい かなしみ
- 胡蝶
- おほぞらの 水
- そらの はるけさ
- 霧が ふる
- 空が 凝視てゐる
- こころ 暗き日
- 蒼白い きりぎし
- 夜の薔薇
- わが児
- つばねの 穂
- 人を 殺さば
- 水に 嘆く
- 蝕む 祈り
- 哀しみの 秋
- 静かな 焔
- 石塊と 語る
- 大木を たたく
- 稲妻
- しのだけ
- むなしさの 空
- こころの 船出
- 朝の あやうさ
- あめの 日
- 追憶
- 草の実
- 暗光
- 止まつた ウオツチ
- 鳩が飛ぶ
- 草に すわる
- 夜の 空の くらげ
- 虹
- 秋
- 黎明
- 不思議をおもふ
- あをい 水のかげ
- 人間
- 皎々とのぼつてゆきたい
- キーツに 寄す
- はらへたまつてゆく かなしみ
- 怒れる 相
- かすかな 像
- 秋の日の こころ
- 白い 雲
- 白い 路
- 感傷
- 沼と風
- 毛蟲を うづめる
- 春も 晩く
- おもひ
- 秋の壁
- 郷愁
- ひとつの ながれ
- 宇宙の 良心
- 空と光
- おもひなき 哀しさ
- ゆくはるの 宵
- しづかなる ながれ
- ちいさい ふくろ
- 哭くな 児よ
- 怒り
- 春
- 柳も かるく