2006-12-01 蝶を夢む 詩集 萩原朔太郎 目次 詩集の始に 蝶を夢む 詩集前篇 蝶を夢む 腕のある寝台 青空に飛び行く 冬の海の光を感ず 騒擾 群集の中を求めて歩く 内部への月影 陸橋 灰色の道 その手は菓子である その襟足は魚である 春の芽生 黒い蝙蝠 石竹と青猫 海鳥 眺望 蟾蜍 家畜 夢 寄生蟹のうた 野鼠 閑雅な食慾 馬車の中で 野景 絶望の逃走 僕等の親分 涅槃 かつて信仰は地上にあつた 商業 まづしき展望 農夫 波止場の烟 松葉に光る 詩集後篇 狼 松葉に光る 輝やける手 酢えたる菊 悲しい月夜 かなしい薄暮 天路巡歴 亀 白夜 巣 懺悔 夜の酒場 月夜 見えない兇賊 有害なる動物 さびしい人格 恋を恋する人 贈物にそへて 遊泳 瞳孔のある海辺 空に光る 緑蔭倶楽部 榛名富士 くさつた蛤 散文詩 四篇 吠える犬 柳 Omega の瞳 極光