さて、私が鰺ヶ沢町に寄るのは、知人がいて用事があっての事である。太宰治はこの鰺ヶ沢町で降りて、３ページであるが文章を残している。そして太宰の文章を読むと、鰺ヶ沢の地名の由来が疑問として残っており、いや太宰治の疑問が残っているのではなくて、…

今回の旅では、太宰治の紀行文「津軽 (新潮文庫)」を持参して読んでいる。このとき太宰治は３６歳で、「走れメロス (新潮文庫)」など多くの有名の作品を出し心身ともに健康であった時期の作品である。故郷の津軽地方を旅行して津軽の風土について語るととも…

私はいつも、列車のことを、電車と言ってしまっている。仙台周辺や、東京に出張したときなどはそれでいいのだろうが、ここいらへんでは事情が違う。夕方の飲み会のときに何回も指摘さてしまったのだが、五能線は電車ではないのである。つまりパンタグラフは…