要求

 私が唯、それが世界の姿であると、存在を保証できるものがわかればよい。
考える私、その私にたいして、世界はこう存在しているとする解釈を、実存として満たされることを欲する。
私には、それは式ではなかった。

 考えるゆえに存在する。
存在定義を与えられていない世界に投げ出された存在。
消えるという非存在に対峙せざるをえない存在。

 世界があるということは、一体どう言うことなのか。

    (2004/01/29 (Thu))