2005-05-27 よい日 詩群 八木重吉 一九二五年(大正一四年)九月二六日編 目次 桃子 切ること 日くれ 樫の木 けむり 瞳 このごろは詩か手紙のほかはほとんど何も書かない。詩のことばがしずかな空をたえまなくながれてくるようなきがする。よい秋にであったものだとおもう。自分はあくまでもこの路をゆきとおしたい。くるしみにたえてゆきたい。