詩群

土をたたく

一九二三年(大正一二年)四月編

鞠とぶりきの独楽

一九二四年(大正一三年)六月一八日編 目次 憶え書 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 鞠 おもちゃ

白い哄笑

一九二三年(大正一二年)編

よい日

一九二五年(大正一四年)九月二六日編 目次 桃子 切ること 日くれ 樫の木 けむり 瞳 このごろは詩か手紙のほかはほとんど何も書かない。詩のことばがしずかな空をたえまなくながれてくるようなきがする。よい秋にであったものだとおもう。自分はあくまでも…

感触は水に似る

一九二三年(大正一二年)編

ことば

一九二五年(大正一四年)六月七日編 目次 ○ 赤とんぼ 栗 秋 不死鳥 ○ 寂しい庭 雨 竹のはやし 断章 信仰 ねがい 初秋 妻に与う 桃子よ 陽二よ 信仰 ねがい 秋 子供の眼 マグダラのマリア 梅 金魚 断章 ○ ○ 原っぱ ○ 暗い心 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

晩秋

一九二五年(大正十四年)十一月二十二日編 目次 基督 下駄の話 頌栄 ○ ○ 悔 芽 野茨の実 私の詩 明日 ○ 落日 炭火 落葉 母の顔 麦 菊

貧しきものの歌

一九二四年(大正13年)一二月九日編

花をかついで歌をうたおう

一九二五年(大正十四年)九月十二日編 目次 雨 手 うつくしき わたし ひかり 雲 花とあそぶ 花 松葉 愛着の詩篇よ、愛着の詩篇よ、わたしはよい秋にであった。そしておまえ等がするするとうまれた。

うたを歌おう

一九二五年(大正十四年)八月二六日編 目次 憶えがき 百日紅 ○ 雨 魂 お湯へはいろう いいことをしよう ある日

信仰詩篇

一九二六年(昭和元年)二月二七日編 目次 ねがい 冬 信仰 朝飯 太陽 キリスト 信仰 涙 晩飯 野火 病後 冬 早春 太陽 万象 夜と昼 基督 病気をすると何も欲しくない。この気持にひとつのものも混じえず基督を信仰して暮らそう。

初期詩編・詩断片

目次 序 ただ それだけ 歩けることに 就労旅情 回転する願い ハゲタカの心もて 雪のあとの空を思ふ 日だるみの中 火を放ったのは それでも人は この足で イカロス 停滞 重なる夜道 地下鉄のホームで 影 束縛 終末の空 旅 ザイン ウミ ユウエイ 問題 要求 世…